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Permanent Residency

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優秀な人たちに優先的に永住権を与える仕組み

ニュージーランドでは人口の少なさと、働き手の海外への流出から多くの職種で人手不足が深刻です。永住権申請のカテゴリーの1つである技能移民部門では、国が必要としている職種のスキル(技能)を持った優秀な人たちに優先的に永住権を与える仕組みになっています。

申請者は学歴、職歴、年齢などを元にポイントで評価され、ポイント上位の人ほど永住権獲得の可能性が高くなります。

ニュージーランドの永住権 – 技能移民部門(Skilled Migrant Category)

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ニュージーランドへ移住するにあたっては永住権の申請が必要です。
永住権の申請には主に「技能移民部門」「投資家部門」「企業家部門」「リタイアメント部門」の4部門(カテゴリー)があり、個人に適した部門で申請を行います。4部門の中でも最もポピュラーといえるのが技能移民部門(Skilled Migrant Category)で、日本人の大半がこの技能移民部門を申請します。

申請に必要な最低条件

  • ニュージーランドで技術職に就ている、もしくは内定している

  • 十分な英語力があること

  • 心身共に健康であること

  • 犯罪歴がないこと

  • 160ポイント以上獲得していること

上記の条件を満たしている人は、第一審査段階であるEOI(Expression of Interest)の申請書を移民局に提出します。その後、条件の良い人から順に選出され審査が行われ、申請内容や提出書類に問題がなく、技能移民として相応しいと判断された人にのみ永住権が与えられます。

自己査定表

自分が現在何ポイントになるのか移民局サイトからも確認することができます。

《条件1》技術職とみなされる職場での雇用状況(NZ国内) ポイント
技術職としての雇用内定、もしくは就職中である 50
《条件2》技術職としての職歴(NZ国内外問わず) ポイント
2年 10
4年 20
6年 30
8年 40
10年 50
《条件3》技術職と関連する学歴 ポイント
NZQAに認可されているLevel 4 – 6 の資格がある 40
NZQAに認可されているLevel 7 – 8 の資格がある 50
NZQAに認可されているLevel 9 – 10 の資格がある 70
《条件4》年齢 ポイント
20 – 39歳 30
40 – 44歳 20
45 – 49歳 10
50 – 55歳 5
《条件5》技術職としての雇用状況 ポイント
非常に技術者が不足している分やでの雇用が確定している 10
オークランド以外での雇用が確定している 30
《条件6》職歴(NZ国内) ポイント
1年以上 10
《条件7》非常に技術者が不足している分野での職歴 ポイント
2 – 5年 10
6年以上 15
《条件8》学歴 ポイント
技術職と関連する資格 / 2年間フルタイムコースのBachelorの学位を取得(NZ国内) 10
技術職と関連する資格 / 1年間フルタイムコースのPost-Graduateの学位を取得(NZ国内) 10
技術職と関連する資格 / 2年間フルタイムコースのPost-Graduateの学位を取得(NZ国内) 15
時給$46.98以上 20
《条件9》パートナーのボーナスポイント ポイント
配偶者 / パートナーも技術者として雇用が確定している 20
配偶者 / パートナーの学歴が、NZQAに認可されているLevel 7 – 8の資格がある 10
配偶者 / パートナーの学歴が、NZQAに認可されているLevel 9 – 10の資格がある 20

永住権取得のために大学留学をするメリットは?

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  • POINT1

    英語力の基準をクリアし易い

    永住権申請にあたっては十分な英語力があることを証明する書類の提出が必要です。職歴やジョブオファーなど永住権申請に必要なポイントは満たしているけれど英語力が十分でない方や、英語力の基準を満たし永住権も取得したけれど実際に現地で仕事や生活をする上では英語力の面で苦労する方もいらっしゃいます。

    大学進学する場合は大学出願前に英語力の基準はクリアしていますし、大学の授業や課題で培われた英語力は永住権取得後も大きなアドバンテージになります。

永住権申請に必要な英語力

試験名 最低限必要なスコア
IELTS (General or Academic) 6.5
TOEFL iBT 79
PTE (Academic) 58
ケンブリッジ英検 FCE:176
OET B
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  • POINT2

    ジョブオファー獲得のチャンスがある

    ニュージーランドでは専門学校や大学の規定以上のコースを修了するとPost Study Work Visaと呼ばれる1〜3年間の就労ビザ(ワークビザ)が取得できます。

    Level 7 学士号以上の学位を取得すると3年間のPost Study Work Visaが申請出来るので、この期間を利用して本格的に就職活動に取り組むことができますし、ジョブオファー獲得後は実際に就労経験を積むことも可能です。ニュージーランド国内での職歴の項目でもポイント獲得のチャンスがあります。

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  • POINT3

    学歴でポイントが得られる

    ジョブオファーを獲得している技術職に関連した、かつ、NZQAに認可されているLevel 7 学士号がある場合は50ポイント獲得できますし、Level 9以上の博士号レベルになると70ポイント獲得できます。さらに、それがニュージーランド国内で取得した資格である場合は追加で10〜15ポイント獲得できるチャンスがあります。

    ニュージーランドで現在不足している職業は移民局サイトからご確認頂けますので、専攻選び等の参考にしていただければと思います。

注意点

こちらは一般的な情報としてご提供致しております。また、情報は随時変更になる可能性がございますので、最新の情報を移民局にご確認ください。
永住権取得に関するアドバイスや申請サポートは、移民アドバイザーの専門資格が必要です。個別のご相談に関しては、弊社顧問弁護士を紹介いたします。


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